今日は水曜日。
連休の疲れが少しずつ顔を出す頃だと思う。
昨夜、隣で静かに横になっていた方の背中にそっと手を置いた瞬間だった。
肩のあたりに張っていた力がふっと溶けるように抜けて、呼吸が一段と深くなった。
言葉はほとんど交わさなかったけれど、その瞬間に伝わってきたのは、ずっと誰かに預けたくても預けられずにいた重さのようなものだった。
添い寝の仕事をしていると、ただ綺麗に寝ているだけでは足りないと痛感する。
体温を預け、鼓動を重ね、相手が安心して力を抜けるまでそばにいること。
それがこのお店で私が一番大切にしている時間だ。
眠れない夜が続いている方も、誰にも言えないことを抱えている方も。
温もりだけで少しでも心が軽くなったら嬉しい。
またそばにいさせてくださいね。

